「めんどくさいからやら(れ)ない」から逃れるためのタスク管理 <クラウド版 デッドライン仕事術>
クラウド版 デッドライン仕事術 吉越 浩一郎 立花 岳志 東洋経済新報社 2014-12-11 売り上げランキング : 10197 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
デッドライン仕事術とは
デッドライン仕事術 (祥伝社新書) 吉越 浩一郎 祥伝社 2007-12-15 売り上げランキング : 18548 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
- デッドラインを決めて仕事をあげろ
- 「残業してやれば終わる」という姿勢は、ダラダラ仕事を許容する発想であり、絶対だめ。
- 「残業」から抜け出すとどうなるか、どうやれば抜け出せるのかを紹介し、上の2つを自分で考えながらやってね。
- 「何をやろうかな~?」
- 「どうやってやればいいかな?」
- 「これなんでやらなきゃいけないんだっけ?」
- 「いつまでにこれを仕上げないと、あれはおわらないな、、」
というふうに、こうやって考えている時間がたくさんあるかと思います。これは本当にもったいない。
クラウド版で紹介していること
- 超長期プラン(死ぬまで)をたて、5年、1年、3か月、1か月、1週間、1日とブレークダウンしていく
- やりたいこと、やらなければならないことはどんどん計画にいれていく。
- 途中で変更があれば、その都度その時すぐに修正する
試しにやってみたtoodledo,toggl。その感想。
- toodledo http://www.toodledo.com/index.php
- toggl https://www.toggl.com/
- toodledoでは、死ぬほど多い「やらなければならないこと」と次に多い「やりたいこと」を一か所にリスト化できる。
- それを、いつでもどこでもみられるから、隙間時間にガンガン進められる。(いままではリストを探すのに時間かかっていたりしたのですが、、、)
- togglで、タイマーであらゆる行動を時間計測すると、集中力が増す。(単純作業はスピードアップする。思考作業はあまり変わらないかもしれないけど、ダラダラ同じところをぐるぐるしないようなプレッシャーみたいなものを感じる。)
- togglのレポート機能で、1週間の計測結果をみてみると、意外と家族関係に時間を割いていること
ちょうどシゴタノ!さんでも似たような記事がとりあげられてました。
タスク管理におぼれないようにするために
- タスク管理がタスクを生んでしまうというジレンマ、、、
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コンテキストを捉える<キュレーションの時代>
こんにちわ、tomです。
前回から佐々木俊尚氏 しばりで。
tom-book-notebook.hatenadiary.jp
今回はこれ。
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書) 佐々木 俊尚 筑摩書房 2011-02-09 売り上げランキング : 95397 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2010年に出版され、ようやく全部読了。
- 大量生産消費により機能は安価で手に入り、その先に求めるつながりや共感を充足するには、視座の提供、コンテキストを捉えるキュレーションは重要となる
- 記号消費的なマスメディアから視座を提供するキュレーションからうまれるミドルメディアへ
- キュレーションだけをやるべきなのか、コンテンツをつくるだけでよいのか、という議論ではなく、両方やるべきだし、誰がやるかは分担の問題である。(ex.村上隆)
ざっくりとした流れ
コンテキストは揺らぐ
SNSという記号消費には注意したい
キュレーションは儲かるのか
では、自分はどうしたいのか?
- キュレーションだけをやるべきなのか、コンテンツをつくるだけでよいのか、という議論ではなく、両方やるべきだし、誰がやるかは分担の問題である。(ex.村上隆)
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書) 佐々木 俊尚 筑摩書房 2011-02-09 売り上げランキング : 95397 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ネットの上を歩いて自分の人生を取り戻せ!<自分でつくるセーフティネット>
こんにちわ、tomです。
今回ご紹介するのはこちらの本。
自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~ 佐々木 俊尚 大和書房 2014-07-26 売り上げランキング : 133711 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
生存戦略と題してるけど、戦略ではなく、考え方、価値観の話と感じました。読んで得た教訓は3つあります。
1. 1人でロープを渡るのではなく、ロープを編んだネットの上を歩く。
ネットは見えていないだけでそれをある程度見える化したのがSNS。本文では「情の世界」と表現している。ただし、ネットには網目(隙間)があることにはあまり触れていない。
2. 見える化による弱いつながりの信頼強化が、コンテンツのモジュール化を進める。
信頼できるからこそ社会全体での役割分担がすすんで、ソーシングや働き方の選択肢がふえるのではないか。希望もこめて。
3. ピュアな立ち位置を捨てて、自分の人生・居場所を取り戻す。
いいかえれば「当事者となる」こと。低いところから我関せずとして叩くのは簡単だが、その反面自分の人生、責任みたいなものを引き受けてないということ。世の中には傍観者がなんと多いことか(自戒をこめて)。
これらは、良い悪いの話ではなく、こういう価値観があるよ、ということでしかないけど、私の考え方にはフィットしました。
なお余談ですが、
本書で紹介されているワンピースの仲間意識について。良い言い方をすれば「絆」、悪い言い方をすれば「同調圧力」とするのは、本当にずっと思っていました。元々読んでたんですが、これって「ルフィ達=いじめっ子グループで、弱い海賊達の居場所を奪ってる」話なんじゃないのか?いじめでなくても、何か仲間意識を強要するような流れは違和感がある、、、と思ったときから、読むのをやめてしまいました。
<ヤンキー経済>で描かれる「マイルドヤンキー」なども「絆」や「(身近な)同調」を大切にしています。社会的・経済的にも影響が大きいのではないかとの示唆です。しかし、その反面、「同調」による息苦しさもあるような気がしてなりません。
それでは、また。(o-ω-o)ノシ
tom
ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 原田曜平 幻冬舎 2014-03-06 売り上げランキング : 18191 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
自己啓発本とありたい働き方<週末起業>
- そんな時間はない
- そんな金はない
- 会社にいる間、お客さんとのやり取りができない
- 会社にバレたらたいへんだ
(「週末起業」 (ちくま新書) より)
週末起業 (ちくま新書) 藤井 孝一 筑摩書房 2003-08-06 売り上げランキング : 24887 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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SFから読むセクショナリズムと人材の成長 <エンダーのゲーム>
「わたしは自分が彼以外の人類の愚かさも過小評価しているのではないかと思うと恐ろしいのだよ。人類がこの戦争に勝利しなければならないという点は、絶対に間違いではないのだろうか?」
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF) オースン・スコット・カード 田中一江 早川書房 2013-11-08 売り上げランキング : 65611 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
、、、あらすじ、、、謎の地球外生命体との戦争があり、その戦争とたたかうための兵士として子どもにエリート教育をしている世界。最高の素質をもった天才として主人公が育成されていく中、組織内部の争いや主人公の成長を描いている。そして、地球外生命体との戦いは、、、
それでは、また(o-ω-o)ノシ
tom
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF) オースン・スコット・カード 田中一江 早川書房 2013-11-08 売り上げランキング : 65611 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
やりたいことと自己欺瞞 <傷口から人生。>
こんにちわ、tomです
最近、読書数がうなぎのぼりなので、忘れないための備忘録として、読書ノートをつけようと思います。
記録、大事。
「デザインノート」より、
- 雑に
- 勢いよく
- きままに
書いていきます。
今日はこれ。初日からこれ。
「その道を歩いて何を得たんですか?」
「得たんじゃないんです。捨てたんです。」
傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった (幻冬舎文庫) 小野 美由紀 幻冬舎 2015-02-10 売り上げランキング : 1316 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
やばいタイトルと思うけど、多分、ほとんどの人が「傷口から人生」。
著者は、すぐ「親/家庭のせいにして」失敗や、自分ができないこと、の言い訳にしていた。そして、それは自分に嘘をついていたことだという。
このくだり、どこかで読んだな、と思ったら、「自分の小さな「箱」から脱出する方法」の「自己欺瞞」ってやつだった。
「ものごとのすべて100%は自分に原因がある」
というやつ。
他人に嫉妬したり、他人をこきおろしたり、他人のせいにしたりすることは簡単だけど、それは自分に嘘をつくことと同じだ。嫌な思いをする。でも、それは自分のせいなのだ。
「ものごとのすべて100%は自分に原因がある」
それなら、自分を変えればいい、やり方を変えてみればいい。
それで無理なら、「何か」がたりないだけ。
本書ではその「何か」を
- 「やりたいことをみつけること」
としているように感じた。
そういえば、ちきりんも、同じようなことをいっていた
- やりたいことを明確にできる人は少ない
- やりたくないことばかりいう人が過半である
- やりたいこと明確にできれば、人生は楽にすごせる
- やりたいこと明確にできる人は幸運だ
- そのためにやりたいことを具体的に考えてみよう(一週間のスケジュールをたてるくらい具体的に)
本当にそう思う。
「やりたいことなんてないよ、意識高い系だけでしょ?」
と思った人は要注意。
- 本当に自分の人生を生きているだろうか?
- 何かをいいわけにして他人の人生を生きていないだろうか?
「自分の人生を生きる」とは、
「自分の本当にやりたいこと以外を捨てること」
なのだ
それでは、また(o-ω-o)ノシ
tom
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自分の小さな「箱」から脱出する方法 アービンジャー インスティチュート 金森 重樹 冨永 星 大和書房 2006-10-19 売り上げランキング : 396 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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