衝突や葛藤をマネジメント<甘酸っぱい経営>
こんにちわ、tomです。
今回はこちらをご紹介
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衝突や葛藤、リスクを恐れるな。
本書には、彼が語る「衝突や葛藤、リスクを恐れるな。」というメッセージがこめられています。
- イノヴェーションは衝突や葛藤で生まれる
- リスクをとらなければリターンは生まれない
シンプルですが、実践をもとにして、衝突や葛藤、リスクをマネジメントすることの大切さが語られており、説得力があります。
そもそもGRAとは
自らが産業に直接的に身を投じることでロールモデルを創ろうという株式会社によるアプローチ、地域内外の多くの人々を巻き込み、都市と地方の交流により「創発性の泉」を創る特定非営利活動法人に寄るアプローチ、双方の共創モデルにより、地方創生に挑戦するのがGRAです。
株式会社GRAは農業を強い産業とすることで地域社会に持続可能な繁栄をもたらすことをミッションとしている。
GRAも原子力発電も「衝突」がエネルギー源。違うのは、、、
奇しくも、GRAという組織と原子力発電は、「衝突」によりエネルギーを得て、それを社会に還元するという点で共通していると考えられます。GRAはヒトとヒトとの衝突により産業を復活地方創生を行い、原子力発電は中性子と原子との衝突の連鎖(核分裂反応)により莫大な電力を得ます。
衝突で得られた莫大なエネルギーを制御しきれなかった原子力発電所と、同じく震災による被害を受けた地域でのGRAによる地域創生のマネジメント。奇しくも同じ衝突というエネルギー源をもとにした仕組ですが、その制御方法いかんで結果は変わってくるということ。
GRAの歴史は5年です。これからも様々な衝突や葛藤、そしてリスクが待ち受けていることでしょう。それをどうマネジメントしていくか、とても楽しみですね。
すべての地域では、というのは難しいのかもしれませんが、地方創生のロールモデルとなり、ポテンシャルが秘められた地域の活性化につながればいいなと思います。
まとめ
と話がそれましたが、
- イノヴェーションは衝突や葛藤で生まれる
- リスクをとらなければリターンは生まれない
- これらをマネジメントせよ(それらから逃げることがマネジメントではない)
という話。衝突や葛藤などの言葉の定義次第ではありますが、やっぱりコミュニケーションのラインが太くなったり、ラインの数が増えると(ネットワーク化)するとイノベーションは起きやすくなるのでしょう。
(社内外や業界内外を問わず様々な方々と様々な形でCo-Workができたらという願いをこめて)
GRAだけでなくあらゆる組織にいえるシンプルだけど強いメッセージ。とても大事ですね。
それでは、また。( -ω- )ノシ
tom
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